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    特定DTC照会アプリの使い方とエラーの対処―利用登録、使えるスキャンツール、検査の手順、照会できないときの確かめ方

    整備士オンライン編集部
    2026年10月21日 19:40
    約58分
    特定DTC照会アプリの使い方とエラーの対処―利用登録、使えるスキャンツール、検査の手順、照会できないときの確かめ方

    目次

    使い始めるまでに要るもの
    検査員と工員の登録
    端末はWindowsかAndroid
    使えるスキャンツール
    検査の手順
    手順の途中で迷いやすいところ
    照会できないときは原因の場所を先に確かめる
    起動・更新・ログインでつまずくとき
    車につないでからつまずくとき
    アプリが使えない日にその日の検査を続けられる場合
    動作環境とログインの変更の日付
    出典
    一次情報
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    〒890-0013

    鹿児島市船津町1-11-3F

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    自動車整備士のための専門コミュニティ

    運営会社:合同会社エン・リンクス

    所在地:〒890-0013

    鹿児島県鹿児島市船津町1-11-3F

    Androidアプリを入手

    特定DTC照会アプリ【Windows】は2026年10月22日の20時から22時に予定されているメンテナンスで、ver.1.11.0に更新されます。メンテナンスが終わったあとアプリを起動すると更新を求める画面が出て、「いいえ」を選ぶとアプリは起動しません。

    アプリが起動しないとき、ログインできないとき、スキャンツールとつながらないとき、OBD検査が要る車は通常のOBD検査を終えられず、特例措置を使える場合を除いて、保安基準適合証を出せません。8月6日にはWindowsセキュリティの誤検知でアプリが起動できなくなり、翌日の10時30分まで直りませんでした。

    アプリが止まった日でも、その日の完成検査を続けられることがあります。続けられるかは止まった原因しだいで、工場の端末で起きた不具合でも続けられる場合があります。検査の手順のなかにも、出た結果がそのまま使えなくなる操作が1つあります。

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    使い始めるまでに要るもの

    アプリを使うには、事業場ごとにOBD検査システムの利用申請が要ります。申請は自動車技術総合機構(以下、機構)の「利用者管理システム」から行い、指定工場は指定書、認証工場は認証書の写し(PDF、JPEG、PNGのどれか)を添えます。手元に無ければ、国土交通省が出す証明書(証明願)でもかまいません。スキャンツールを買う前でも申請はできます。

    申請するのは「管理責任者」で、事業場の中でOBD検査システムの利用者を管理する人です。整備主任者などの法令上の管理者でなくてもかまいません。

    申請の画面では事業場の種類を次の3つから選びます。

    選ぶ種類中身
    指定工場(OBD検査実施可)OBD検査を行う指定工場
    指定工場(OBD検査実施不可)OBD検査対象車の完成検査をせず、機構か軽自動車検査協会に持ち込む指定工場
    認証工場指定を受けていない認証工場

    申請のあとに届くメールは3通です。

    メール届く時期期限
    申請受付申請してすぐ―(受付の知らせ)
    登録完了(初回ログイン用のURLが入っている)申請受付の数日後URLに有効期限がある
    クライアント証明書用の招待コード登録完了の数時間後届いてから30日

    初回ログイン用のURLの期限が切れたら、利用者管理システムのトップ画面の「ログインできない方はこちら」から「初回パスワード設定用URL再発行」に進みます。招待コードの期限が切れたら、OBD検査コールセンターに再発行を頼みます。

    新しく指定や認証を受ける工場がその日から使いたいときは、運輸支局に申請するときにその旨を伝え、先にOBD検査システムへも申請しておきます。このときは指定番号・認証番号の代わりに『管轄運輸支局コード(2桁)+事業場の電話番号(10~11桁)』を入れ、指定書・認証書の代わりに運輸局への申請書(届出書)を添えます。システムの申請が承認されるのは、運輸局の決裁のあとです。

    検査員と工員の登録

    アプリにログインするIDは、管理責任者が利用者管理システムで工員か検査員として登録して発行します。グループで申請した事業場では、統括管理責任者か、統括管理責任者から管理権限を付与された管理責任者が登録します。登録にはメールアドレスが要ります。初期パスワードの期限は登録で決めた利用開始日から30日です。

    管理責任者のIDではアプリにログインできません。管理責任者が自分で検査もするなら、自分を検査員として別に登録します。アプリのメニューに「OBD検査」のボタンが出ないのは、工員のID、「指定工場(OBD検査実施不可)」の事業場、認証工場の検査員のどれかです。この場合に選べるのは「OBD確認」だけです。

    IDは人ごとに発行するもので、機構は共有や貸し出しをしないよう求めています。国土交通省は、他人にIDを使わせた認証工場のIDは取り上げると書いています。

    端末はWindowsかAndroid

    Windows版Android版
    OSWindows 11 の25H2(HomeかPro)。24H2は2026年10月13日にマイクロソフトのサポートが終わり、機構は25H2への更新を勧めている。Arm版は対象外Android 14〜16
    アプリの入手利用者管理システムからダウンロードしてインストールGoogle Play
    ログインに要るものクライアント証明書、ID、パスワード(メール認証は2027年3月まで省略できる)ID、パスワード、メール認証
    車検証の読み取り二次元コードリーダかICタグリーダ(どちらも任意)端末のカメラとNFC
    利用者管理システム使える使えない

    Windows版を使うには、.NET Framework 4.6.2以上と、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x86、2017以上の32bit版)が入っている必要があります。Windowsのユーザーアカウントが「Administrator」だとアプリが正常に動かないおそれがあるので、別のユーザーを作ってそちらで使います。

    表はOSだけを抜き出したものです。CPU、メモリ、空き容量の条件(Windows版はCPU 1GHz以上・メモリ2GB以上・Cドライブの空き1GB以上、Android版はCPU 2GHz以上・メモリ2GB以上を推奨・空き1GB以上)もあり、Android版はMDMなどの端末管理が入った端末や、root化した端末では正しく動かないことがあります。条件の全体は機構のOBD検査ポータルの「OBD検査で使用する機器」のページに載っています。

    クライアント証明書はSoliton KeyManagerというアプリで入れます。1台のパソコンでも、Windowsのユーザーごとに1つずつ要り、コピーはできません。

    端末を増やすときや買い替えるときは、いま使っている端末の利用者管理システムで招待コードを追加で発行し、新しい端末に証明書とアプリを入れます。IDとパスワードはそのまま使えます。いまの端末が故障して使えないときは、コールセンターに招待コードの再発行を頼みます。

    Android版だけで運用する工場でも、利用者の登録やメールアドレスの登録はWindowsの端末の利用者管理システムで行います。

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    使えるスキャンツール

    指定工場が備える検査用スキャンツールは、日本自動車機械工具協会(以下、機工協)が公表している認定機器です。一覧はWindows版用とAndroid版用で分かれていて、対応する機種が違います。2026年7月9日付のAndroid版の一覧に載っているのは、インターサポートのZVCI-02(Bluetoothで接続)の1型式です。

    認定はスキャンツールの型式だけでなくドライバとファームウェアのバージョンまで含みます。一覧と違うバージョンでは認定の対象外です。いま使っているバージョンは、一度OBD検査をしたあとに押せるようになる「VCI情報」のボタンで見られます。

    一覧の「表示部とVCIの接続」の欄には認定された接続方法が書かれています。同じ型式名でも、「有線のみ」の行と「有線・無線」の行に分かれているものがあり、ファームウェアのバージョンで接続方法が違います。有線だけで認定された組み合わせを無線で使うと、「実行」を押したときにアプリが落ちたり、スキャンツールとつながらなかったりします。

    検査のあとに「お使いの検査用スキャンツールは認定されていない可能性があります。」と出ることがあります。原因は2つで、型式・ドライバ・ファームウェアのどれかが認定と違うか、認定されて間もなく機構のシステムに登録されていないかです(登録まではおよそ3週間)。機工協の一覧で、使っている型式とドライバ・ファームウェアのバージョンが認定どおりだと確かめられれば、OBD検査にもOBD確認にも使えます。一致しなければ使えません。ただし、システムに登録されるまでの間にOBD確認をしても、その車を検査コースに持ち込んだときのOBD検査は省略されません。

    通信方式ISO13400(DoIP)に対応したスキャンツールでないと検査できない型式もあります。どの型式が当たるかは、OBD検査の対象車両―対象になる条件、輸入車の扱い、車検証・型式一覧・特定DTC照会アプリでの調べ方の「対象の車で読み取るもの」をご覧ください。

    検査の手順

    Windows版の操作マニュアルに沿って、画面の順に並べると次のとおりです。

    1. アプリを起動する。証明書を選ぶ画面が出たら、証明書を選んで「OK」を押し、IDとパスワードでログインする。認証コードの画面が出たら、メールで届いたコードを入れる
    2. メニューで「OBD検査」を選ぶ。完成検査は検査モードで行い、確認モードで検査してしまったら、検査モードでやり直す
    3. 車につなぐ前に、使うスキャンツールを選ぶ。選ぶ欄に出るのはドライバの名前で、商品名と違うことがある
    4. 車両情報を入れる(車検証の二次元コード、電子車検証のICタグ、手入力のどれか)
    5. 「検査要否確認」を押す
    6. 車の電源がOFFになっていることを確かめてから、スキャンツールの端子をデータリンクコネクタの奥まで差し込む
    7. 原動機を始動する(ハイブリッド車と電気自動車はREADYにする)
    8. 「実行」を押す。結果が出たら、イグニッションをOFFにしてからスキャンツールを外す

    検査要否確認で出る「OBD検査要」「OBD検査不要」「OBD検査不可」の意味と、不要と出た車の扱いは、OBD検査の対象車両の「整備工場が確かめる手順」をご覧ください。

    キーをONにしただけで「実行」した結果は使えません。Windows版の操作マニュアルには次のように書かれています。

    原動機を始動していない状態(キースイッチが ON または OFF など)で OBD 検査を実施した場合は、検査の結果にかかわらず、原動機を始動した状態で再度検査を行う必要があります。

    国土交通省も2024年9月26日の事務連絡で指定工場に次のように求めています。

    ・検査時は、「原動機ON」または「READY」で実施すること。

    OBD検査システムは原動機がかかっているかどうかを判定できません。機構は検査をする人の責任でその状態を確保するよう求めています。運転席のドアを開けると原動機が止まる(READYが切れる)車もあるので、「実行」を押す前に確かめます。

    手順の途中で迷いやすいところ

    • 整備用の診断ソフトなど、ほかのソフトが動いているとアプリが落ちたりエラーになったりする。検査の前に閉じる
    • 特定DTCとして読むのは現在の故障だけで、過去の故障の履歴は結果に影響しない
    • 改造で排出ガスの規制の当てはまり方が変わった車や、安全系の対象装置と通信できなかったときは、警告灯を判定する画面が別に開くことがある。運転席の警告表示を目で見て適合か不適合かを選ぶ。判定を確定しても、検査はまだ終わっていない
    • 並行輸入車(型式が「不明」や、型式の前後にハイフンがあるもの)、試作車、組立車、初度登録が平成22年8月以前の車、排出ガスの規制を受けない車(EV、FCVなど)は、車両受付でエラーになったり、車と通信できなかったりすることがある
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    照会できないときは原因の場所を先に確かめる

    国土交通省の特例措置の通達には、アプリが起動しない・ログインできない・車両情報でエラーが出る・検査要否確認でエラーが出る・「実行」できない、のどれかが起きたときに確かめる順番が付いています。

    1. 車とスキャンツールがしっかりつながっているか
    2. 工場のパソコンやWi-Fiなどに異常がないか
    3. OBD検査用サーバーが動いているか(機構のOBD検査ポータルか、コールセンターで確かめる)
    4. 工場のある地域で停電が起きていないか(電力会社に確かめる)
    5. 工場のある地域でインターネットの不通が起きていないか(通信会社に確かめる)

    原因が工場の機器の障害や、スキャンツール・車のOBDの不具合なら、次の節の特例措置は使えません。ただし、アプリの更新の失敗は工場の端末で起きたものでも特例措置の対象です。

    アプリの画面に出る表示ごとに、機構のFAQと操作マニュアルが挙げている確かめどころは次のとおりです。

    起動・更新・ログインでつまずくとき

    出る表示・起きること確かめること
    灰色の画面でアイコンが回ったまま進まない.NET FrameworkとVisual C++ 再頒布可能パッケージが入っているか
    「システムエラーが発生しました。(e101999010)」Visual C++ 再頒布可能パッケージが入っているか、古くないか
    インストールで「このアプリを開けません」Microsoft Storeの「アプリ インストーラー」が入っているか
    インストールで「アプリパッケージの解析中にエラーが発生しました」Windowsのバージョンが動作環境に入っているか
    【エラー:EF909】アプリの更新に失敗しました工場のセキュリティ設定で、機構の通信先への通信が止められていないか。許可しても直らなければコールセンターへ(特例措置の対象)
    ログインできない起動時に証明書を選んで「OK」を押したか。証明書が入っているか、期限内か。工員・検査員のIDか(利用者管理システムのIDとは別)。初期パスワードの30日を過ぎていないか
    パスワードを5回間違えた15分たってからログインし直す
    認証コードのメールが届かない再送したか。迷惑メールに入っていないか。obd-info@epti-mail.naltec.go.jp からのメールを受け取れる設定か。その利用者のメールアドレスが登録されているか
    【エラー:EF902】通信エラーが発生しましたインターネット接続、端末の日付と時刻、証明書の選択、ほかのソフトとセキュリティソフト、別の回線(スマートフォンのテザリングなど)、アプリと端末の再起動、アプリの入れ直し、通信先の許可

    機構の通信先(ドメインとポート)はOBD検査ポータルの「OBD検査で使用する機器」のページにあるPDF「OBD検査システムで使用する通信先情報について」に載っています。社内のネットワークで通信先を絞っている工場は、この一覧にある通信先を許可します。

    認証コードのメール認証は一度済ませれば同じ端末では一定の期間省略されます。期間が過ぎたとき、端末を替えたとき、パスワードを変えたり初期化したりしたとき、アプリを入れ直したときは、また求められます。ログインする端末でメールを受け取れなくても、別の端末で受け取ったコードを入れればログインできます。

    車につないでからつまずくとき

    出る表示・起きること確かめること
    スキャンツールが選べない(出てこない)Windows版はスキャンツールのドライバが入っているか。Android版はWi-Fi、Bluetooth、USBで端末とつながっているか
    【エラー:0000 0002】検査用スキャンツールとの接続に失敗しました、【エラー:1000 0001】検査用スキャンツールとの通信でエラーが発生しましたドライバとファームウェアが認定どおりか。有線のみの組み合わせを無線で使っていないか。スキャンツール本体がOBD検査をする設定(J2534に対応したモードなど)か。ほかのソフトを閉じたか。端子の差し込み。スキャンツールの再起動
    「実行」を押すとアプリが落ちる有線のみの組み合わせを無線で使っていないか。整備用の診断ソフトが動いていないか
    「車両との通信ができませんでした。」、排出ガスの結果が「通信不成立」原動機を始動しているか(READYか)。端子とデータリンクコネクタの間に異物が挟まっていないか。奥まで差し込んだか
    【エラー:EF042】検査用スキャンツールの情報が取得できませんでしたDoIPで通信する型式に、DoIPに対応していないスキャンツールを使っていないか
    【エラー:EF043】検査用スキャンツールの情報が取得できませんでしたDoIPで通信する型式で、スキャンツールから情報(VCI情報)を取り出せなかった。OBD検査に使える認定機器か、機工協の一覧で確かめる
    【エラー:EF035】【エラー:EF036】車台番号(と型式)が誤っている可能性車検証と入力した車台番号・型式を見比べる

    「OBD検査不可」と出た車は、検査に要る車両情報がシステムに無い車です。対象車で、初度登録年月(軽自動車は初度検査年月)の前月の末日から10か月を経過し、OBD検査開始年月日以降なのに不可と出たら、コールセンターに問い合わせます。

    OBD検査コールセンターは0570-022-574で、受付は9時から17時です(12月29日〜1月3日を除く)。Webの問い合わせフォームは24時間受け付けています。

    アプリが使えない日にその日の検査を続けられる場合

    サーバーの障害、通信障害、停電、アプリの更新の失敗でOBD検査ができないときは、国土交通省の通達で「特例措置」が使えます。機器での検査の代わりに、異常を示す警告灯(テルテール)が点灯も点滅もしていないことを確かめて、適合とするやり方です。

    止まった原因特例措置使える期間と手続き
    OBD検査用サーバーの障害使える機構が障害を認めた時点から、復旧を認めた日の24時まで。OBD検査ポータルに出る
    通信障害・停電(機構が認めたもの)機構が公表した地域の中で使える機構が障害を認めた時点から、復旧を認めた日の24時まで。対象の地域はOBD検査ポータルに出る
    通信障害・停電(機構の公表がまだのもの)工場の判断で使える通信会社・電力会社に障害を確かめ、ほかにつなぐ手段が無ければ、その日の24時まで。確かめた記録と適用した日時を2年間残す。コールセンターへの報告は要らない
    アプリの更新の失敗使えるコールセンターに連絡して「特例番号」を受ける。使えるのは受けた日の24時まで。翌日も直らなければもう一度連絡する
    サーバーの更新など、機構が認めた期間使える機構が示した期間だけ
    工場の機器の障害使えない
    スキャンツールや車のOBDの不具合使えない
    OBD確認をしようとしてつながらない使えない

    アプリの更新の失敗で受ける特例番号は、直るかどうか分からない段階で受け取れて、受け取ったあと使わなくてもかまいません。1つの番号で、その日のうちなら何台でも検査できます。コールセンターの受付時間外に起きたときは、先に特例措置で検査をし、受付が始まったらすぐに連絡して、特例措置を使った日数分の番号を受けます。この場合は連絡した記録を作り、受けた番号をすべて書いて、指定整備記録簿に添えて2年間残します。番号を受けられるのは指定工場だけです。

    特例措置で検査した車は、指定整備記録簿に次のように残します。

    • 「OBD検査結果」欄の「良」に○を付ける
    • 「走行テスト等の方法と結果」欄に「OBD検査特例適用」と、確認した日時、「テルテール点灯・点滅なし」を書く(特例番号を受けたときは番号も)
    • 警告灯の状態を写真か動画で残す。撮った日時が分かる時計などを一緒に写す

    特例措置で検査して返した車を、あとで入庫させてスキャンツールで検査し直す必要は、法令にも通達にもありません。

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    動作環境とログインの変更の日付

    日付何が変わるか工場ですること
    2026年10月13日Windows 11 24H2(HomeとPro)のマイクロソフトのサポート終了日。すぐ使えなくなるわけではないが、機構の動作保証の対象から外れる25H2への更新(機構が推奨)
    2026年10月22日 20〜22時(予定)Windows版がver.1.11.0に更新される。OBD検査システムは止まらないメンテナンスが終わったあとの起動時に、更新の画面で「はい」を押す(通信量は約10MB)
    2027年3月(予定)ログインがメール認証とID・パスワードだけになる利用者全員のメールアドレスを利用者管理システムで登録する。それまでクライアント証明書は消さない

    メールアドレスが登録されていない利用者は、移行のあとログインできません。登録できるのは管理責任者と統括管理責任者で、グループに入っている事業場の管理責任者は、統括管理責任者から管理権限を付与されている必要があります。工員や検査員は自分では登録できません。

    Windows 10の端末をWindows 11に上げると、クライアント証明書を入れ直すことになる場合があります。そのときはコールセンターに証明書の再発行を頼みます。

    スキャンツールを買い足すときの国の補助は、令和8年度スキャンツール補助金―4月にさかのぼる対象と、補助率を1/3と1/4に分ける線をご覧ください。

    整備士オンラインは10月22日の更新と、2027年3月のメール認証への移行を追っていきます。

    出典

    一次情報

    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「「特定DTC照会アプリ【Windows】(ver.1.11.0)」へのアップデートのお願い(10月22日以降の起動時)」(2026年10月13日) https://www.obd.naltec.go.jp/news/15550/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「【重要】OBD検査システム ログイン認証方式変更のお知らせ(2026年9月14日更新)」 https://www.obd.naltec.go.jp/news/13809/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「新機能の追加における操作マニュアルの改版について(2026年9月14日更新)」 https://www.obd.naltec.go.jp/news/15253/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「【重要】Windows11 バージョン24H2のサポート期限終了にともなうOBD検査システムの動作環境について(更新)」(2026年6月12日、10月14日更新) https://www.obd.naltec.go.jp/news/15091/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「【重要】Windows10のサポート期限終了にともなうOBD検査システムの動作環境について(更新)」(2025年10月15日) https://www.obd.naltec.go.jp/news/11955/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「【重要】8月6日に発生した特定DTC照会アプリ【Windows】が起動出来ない事象の復旧のお知らせ」(2026年8月7日) https://www.obd.naltec.go.jp/news/15355/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「システム障害の復旧と特例措置(テルテールによる合否判定)適用の終了について」(2026年8月7日) https://www.obd.naltec.go.jp/news/15343/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル お知らせ「通信障害または電力障害による特例措置の適用について」(2026年6月3日) https://www.obd.naltec.go.jp/news/15108/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル「検査の実施準備」 https://www.obd.naltec.go.jp/preparation/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル「OBD検査で使用する機器」 https://www.obd.naltec.go.jp/preparation/device/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル「よくある質問(FAQ)」 https://www.obd.naltec.go.jp/faq/list/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル「よくある質問(FAQ) インストールができない」 https://www.obd.naltec.go.jp/faq/install/
    • 自動車技術総合機構 OBD検査ポータル「操作マニュアル・学習教材」(特定DTC照会アプリ【Windows】操作マニュアル 1〜5章・7章、利用者管理システム操作マニュアル 3章、特定DTC照会アプリ【Windows】エラーコード一覧、事業場ID申請からログインまでの流れについて、メール認証スキップ手順) https://www.obd.naltec.go.jp/manual/
    • 国土交通省 事務連絡「指定自動車整備事業におけるOBD検査の適切な実施について」(令和6年9月26日) https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001766581.pdf
    • 国土交通省 通達「OBD検査用サーバーに接続できない場合の特例措置の実施要領について」(令和6年3月28日) https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001761201.pdf
    • 国土交通省 通達「特定DTC照会アプリのアップデート時にエラーが発生した場合の取扱細則について」(令和6年7月30日) https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001761203.pdf
    • 国土交通省「特例措置の解説資料」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001898932.pdf
    • 国土交通省「アップデートエラー時の特例措置解説資料」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001911751.pdf
    • 国土交通省「OBD検査を実施するにあたって(整備事業者向け)」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_OBD_company.html

    準一次情報

    • 日本自動車機械工具協会「スキャンツール関連情報」(検査用スキャンツール型式一覧表 Windows版 2026年10月1日、Android版 2026年7月9日) https://www.jasea.org/jigyosha/scantool.html

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