国土交通省は2026年3月12日、トヨタ自動車から届出のあった燃料電池バス「トヨタSORA」計196台のリコール情報を発表しました。フロントルーフパネルの接着工程に不備があり、最悪の場合、走行時の風圧などでパネルが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがあります。現時点で事故の報告はありませんが、運行事業者や整備事業者は早急な確認と対応が必要です。
今回の不具合は車両の基本走行機能そのものに直結するものではありませんが、走行中の部品脱落により周囲の交通へ影響を及ぼすおそれがあります。公共交通で使用される車両であるため、早めの確認が重要です。
車名:トヨタ SORA
製造期間:2018年3月2日~2025年12月18日
対象台数:196台
フロントルーフパネルにおいて、ボデーに取り付けるブラケットとの接着工程の指示が不適切だったため、ブラケットへの接着剤の塗布範囲が不足しているものがあります。そのため、接着部位に浸水して経年で接着が剥がれ、そのまま使用を続けると、最悪の場合、走行時の風圧などによりパネルが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがあります。なお、本件に関する不具合報告は1件で、事故の報告はありません。
全対象車両について、フロントルーフパネルの全接着部にリベットによる固定を追加します。リコール開始日は2026年3月13日です。対象車両を運用している事業者は、トヨタ販売店または案内窓口へ連絡し、早めに改修日程を調整してください。
原典(一次情報):
国土交通省 報道発表資料(2026年3月12日)
リコールの届出について(トヨタ SORA)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001986106.pdf